【コラム|事業承継・M&A】未上場企業の株価算定

未上場企業の事業承継を考えるにあたっては、経営者やその親族などが保有する株式の承継について検討を開始していく必要があります。まず認識すべきは現在の株価であり、どのような計算式において株価が算出されているのかを認識しておく必要があります。未上場株式の保有にあたっては、適宜株価を認識しておく必要があるとともに、突然の事業承継リスクへの備えを充実させる必要があるものと思料いたします。

経営者からの相続や贈与において適用される評価方法

原則的評価方式

純資産価額方式

会社の資産の額から負債の額を控除した純資産価額を自社株の価値(清算価値)とする方法。会社を清算した場合に、その会社の株主にどのくらいの金額を分配することが出来るかを評価する手法であり、清算価値評価とも呼ばれる。

類似業種比準価額方式

類似する事業を営む上場会社の株価に、配当・利益・純資産の3要素を批准して自社株を評価する方法。

少数株主に適用される評価方法

例外的評価方式

配当還元方式

配当金額を一定利率(10%)で還元した額を自社株の価値とする方法。

株主の判定と評価方法

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