第23回:【将来のお金の準備】年金保険は百害あって一利なし
多くの方々から将来の資産形成についてご相談をいただく中で、将来の退職金やリタイア後の老後資金準備として年金保険を検討している、あるいはすでに加入しているというお話をよく耳にします。その契約内容や条件をいつも拝見させていただくのですが、はっきり言って年金保険は百害あって一利なしです。
なぜこんな商品が世に出回っているのか、いつも不思議で仕方がないのです、どなたか明確にメリットを説明できる方がいれば教えて欲しい。私はこれまで一度もお客様へご提案したことがないですし、どんなお客様のニーズにハマるのか、想像もできません。
本日は、年金保険は百害あって一利なしである理由についてお伝えします。
年金保険に関するご相談は、AIチャットでも受付中です。
現在加入中の年金保険に関するご相談、今ちょうど保険会社から提案されている年金保険に関するセカンドオピニオン、将来に向けた資産形成に関するご相談など、何でも承っています。AIチャットボットからもお気軽にご相談いただけます。
AIチャットボットで相談する保険の機能はほとんどないのに大きな解約控除
保険に加入する一番のメリットは、何と言っても保障です。万が一のことがあった時、残された家族や従業員にお金を残すことができる、社長がいなくなると経営が立ち行かなくなる会社もあるでしょうし、その後の生活に困る家族もいるでしょう。そんな時に役に立つのが保険です。
しかし、年金保険には死亡保障という機能はほとんどありません。保険料として払込んだ金額から少し割り増した金額が戻ってくる程度で、万が一の備えにはならないのです。払込んだ金額が戻ってくるだけなら、年金保険などやらずに自分の銀行口座に入れておけばいいわけです。
それなのに、数年経って解約しようとすると解約控除もかなり大きく、先日お話したお客様は3年経過しているのに解約返戻金は払込保険料の半額ほどでした。解約控除もものすごく大きいのです。
資金の流動性が大幅に低下する
人生や事業において最大の武器は、いざという時に自由に動かせる手元のキャッシュです。年金保険は、この貴重な資金を前述したとおり、長期間にわたって固定化してしまいます。
まとまった資金が必要なライフイベントが発生した時や、新たな投資のチャンスが急に巡ってきた時、年金保険に縛られた資金はすぐには使えません。無理に引き出そうとすれば途中解約による解約控除がかなり大きい。資金を有効活用する機会を逃し、将来の選択肢を自ら狭めてしまうことは、最大の害と言えます。
インフレに対する圧倒的な弱さと機会損失
現在の急速なインフレ環境下において、固定金利に近い年金保険で資産を寝かせておくという考え方は非常に危険です。年金保険は、将来受け取ることが出来る年金額が確定しているわけでもなく、ただただ闇雲にお金を預け続ける商品性、資金を有効に活用して資産の体力を強化する選択肢が豊富にある中で、インフレ負けが確定しているような商品に大切な資金を投じる合理的な理由はありません。
保険最大の存在意義である保障の欠如
これまでにお伝えしてきた通り、保険を活用する最大の意義は、万が一の事態が起きた際、即座にまとまった現金を確保し、残された家族や事業を確実に守り抜くことにあります。
しかし、年金保険にはこの機能が決定的に欠けています。万が一の際にも、基本的にはそれまで支払った保険料相当額が戻ってくるだけであり、残された人々を救う盾にはなり得ません。十分な保障もなく、ただ資金を長期間拘束されるだけの商品構造が、百害あって一利なしと呼ぶ最大の理由です。

選ぶべき資産形成方法とは
将来を豊かにするために選ぶべきは、キャッシュフローを無駄に縛る年金保険ではありません。万が一の事態をカバーする強固な死亡保障を確保しながら、同時に柔軟に資金を活用できる本質的な資産形成の手段を選ぶべきです。
ヒルズ&パートナーズでは、表面的な利回りの議論を排除し、法人と個人の資産を本当に保全するためのプランニングを提供しております。現在ご加入中の契約内容が将来の足枷になっていないか、ご相談や現状の財務分析をご希望の方は、一度下記のAIチャットへご相談ください。
また、今ちょうど保険会社などから年金保険を提案されているような方も、一度是非私たちの話を聞いてみていただければと思います。お問い合わせも下記フォームよりお待ちしております。
ヒルズ&パートナーズ株式会社 取締役 岡村雄太
ヒルズ&パートナーズ株式会社
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